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東京クルド

東京クルド

3月上映

ジャンル:ドキュメンタリー
公開年:2018年

《セレクトポイント》
幼少期から日本で育ち、日本人として生活してきた難民でも、「非正規滞在者」扱いとなっている難民たち。そんな彼らの葛藤を描いたドキュメンタリー映画「東京クルド」は、現在日本中で難民が直面する現状を浮き彫りにするだけでなく、「故郷・アイデンティティとは何か」、という普遍的な問いを私たちにつきつけます。「日の目を見ない」問題のストーリー、そして「届くべき人に届いていない」物語として、当作品をセレクトしました。

《あらすじ》
故郷での迫害を逃れ、小学生のころに日本へやってきたオザン(18歳)とラマザン(19歳)二人は難民申請を続けるトルコ国籍のクルド人。入管の収容を一旦解除される「仮放免許可書」を持つものの、許されているのは「ただ、いること」。立場は非正規滞在者で、住民票もなく、自由に移動することも、働くこともできない。また社会の無理解によって教育の機会からも遠ざけられている。いつ収容されるか分からないという不安を常に感じながら、それでも夢を抱き、将来を思い描く。

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