映画を愛する君へ

《あらすじ》
フランスの名匠アルノー・デプレシャンが自身の映画人生を投影しながら、19世紀末の映画誕生から現在に至るまでの映画の魅力を語り尽くした自伝的シネマ・エッセイ。祖母に連れられて初めて映画館を訪れた6歳の時。14歳の時、16歳と偽って映画館に潜り込んだこと。学生時代の映画部での上映会。22歳の時、大学で映画を学んだ記憶。30歳になり人生の岐路に立つポールは、映画館である映画を観て、評論家から映画監督に転身しようと決意した。一般の観客が自らの映画体験を語るインタビューも交えたドラマとドキュメンタリーのハイブリッドな構成。