リトル・ガール

6月上映

ジャンル：ドキュメンタリー
公開年：2020年

《セレクトポイント》
「ただ、自分らしく生きたいだけ。」自身の性別に違和感を覚えているために、そんな単純な願いさえ叶わないサシャ。この作品は、社会が決めつける『普通』に当てはまらず、青春が奪われていく彼女と、そんな娘を想う家族を描きます。『アイデンティティ』や『多様性』について考えさせられる作品として、この映画をセレクトしました。

《あらすじ》
出生時に男性という性別を割り当てられたサシャは、2歳を過ぎた頃から自身の性別の違和感を訴えてきた。しかし、7歳になり学校では女の子としての登録が認められず、バレエ教室では男の子の衣装を着せられてしまう。そんなサシャを守ろうと、家族は学校や周りに働きかける。サシャの前に立ちはだかる社会的な壁や、彼女を支える両親の戦いの日々を通してアイデンティーというテーマを探る。圧倒的な映像美魅せる、フランス発のドキュメンタリー。