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さよならテレビ

5月上映
ジャンル:フィクション
公開年:2019
今のテレビに存在価値はあるのか?
今は昔。テレビは街頭の、お茶の間の、ダントツの人気者だった。豊かな広告収入を背景に、情報や娯楽を提供する民間放送は、資本主義社会で最も成功したビジネスモデルの一つだった。しかし、その勢いはもうない。マスメディアの頂点でジャーナリズムの一翼を担ってきたテレビが「マスゴミ」と揶揄されるようになって久しい。これは市民社会の成熟化、あるいはメディア自身の凋落か…。今、テレビで、何が起きているのが?
自らの報道部にカメラを向けた「テレビの自画像」
2016年に東海テレビの局員たちが、自社の報道部にカメラを入れた。映されるのは、取材されて困惑する報道スタッフ。スポンサーの要望に応える”是非ネタ”を撮る記者。働き方改革で残業を削られる一方、視聴率アップを求められ、不満を漏らすスタッフ。非正規社員が報道現場に増えている実態や、同局で起きた放送事故などが包み隠さず映し出される。
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